東芝の赤字はリーマンショック以上 工場売却で経営再建

去年の不正会計事件以降、ドミノ倒しのように

会社の経営が崩れていますね。


それだけ不正会計での水増しがひどかったということでしょうか。


2月4日には東芝が2016年3月の連結最終損益が

7100億円もの赤字が出る見通しだとニュースで報道されていました。






この数字はリーマンショックよりもひどいそうです。


社員のリストラに伴い、テレビの自社生産から完全に撤退するとまで

言っています。


インドネシアにある工場も台湾のコンパル社に売却。

続いてエジプトにある合弁工場もエルアラビ社に譲渡。



さらに、役職に応じて2月から月額基本報酬の30~40%を返上する

方針を取った。


ここまでひどくなったのは経営陣の責任によるところが

大きいとされています。



上から下へと支持がくるだけの組織構造の中で

利益の水増しをして、結果、リーマンショック時の赤字

3988億円を上回る数字にまでなってしまいましたね。


ツイッターでは東芝の経営陣のほとんどが文系ばかりだったのが

原因なのではないかというコメントもあります。


私としては理系出身者と文系出身者の関係が悪くなり、

技術者に経営を理解させる力を持たせなかったのも

今回の赤字の原因ではないかという意見も一理あると思いますね。


東芝は、今年度中に工場の売却を完了し、

経営の再建に乗り出すそうです。


東芝が経営破綻して、日本の製造業を失墜させるのだけは

避けてほしいと思います。



以上

最後まで読んでいただきありがとうございます。

タグ：東芝 ニュース